台湾・台北の裁判所前で記者会見に応じるニール・ワンさん(右)とアシュリー・チョウさん(2015年3月13日撮影)。(c)AFP/Sam Yeh 【3月13日 AFP】パートナーが人工授精で出産した子どもの養子縁組を求めて提訴し、養子縁組を認めない判決を言い渡された台湾の同性愛者の女性が13日、控訴する方針を表明した。 台湾の裁判所は2月、子どもに「悪影響」を及ぼす恐れがあるとして、養子縁組を認めない判決を下していた。台湾では、同性愛者の権利や同性婚に対する支持が広まっているが、同性のパートナーが人工授精で出産した子どもの養子縁組をレズビアン(女性同性愛者)が求めたのは初めてだった。 訴えを起こしたニール・ワン(Neal Wang)さん(36)は、15年間交際しているパートナーのアシュリー・チョウ(Ashley Chou)さんが出産した子どもを正式に養子にすることを希望している。子どもは2人