7月26日、ニジェールの国営テレビを通じ、クーデターの企てについて主張する軍幹部らの映像(ORTN提供、ロイター=共同) 軍事政権によるクーデターが起きたニジェールで6日、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が軍事政権に対して行った権力返還要求の期限を迎えた。 AP通信は6日、軍事政権がロシアの民間軍事会社ワグネルに協力を求めたと伝えた。軍事政権幹部がワグネルの活動拠点があるマリを訪れ、ワグネル関係者に接触したという。 ニジェールに派遣されたECOWAS代表団は数時間で戻ってきたといい、調停努力は「実を結んでいない」(英BBC放送)。 ニジェールの隣国マリとブルキナファソは軍事政権側に立つ意向を示しており、ECOWASにとってニジェールに対する軍事介入のハードルは高い。BBCはECOWASが設定した権力返還期限の延長も選択肢の一つとの見方を伝えた。(共同)
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