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ブックマーク / science.srad.jp (48)

  • 脳出血リスクを高める虫歯菌が特定される | スラド サイエンス

    大阪大と浜松医科大などの研究者らは、脳出血を引き起こす危険性が高いタイプの虫歯菌を特定した (YOMIURI ONLINE の記事、47NEWS の記事、doi:10.1038/ncomms1491 より) 。 虫歯の原因となるミュータンス菌を成人の 7 〜 8 割が保菌しているが、表面にコラーゲン結合タンパク質を持つ種類の菌を成人の 7 〜 8 % が保菌している。脳出血患者を調べると 3 割の患者がこの種の菌を保菌していることが分かり、患者でない人からの検出率と比較すると保菌による脳出血リスクは約 4 倍になるとのこと。この種の菌の表面にあるコラーゲン結合タンパクが血管内皮の裏にあるコラーゲン層に結合すると層を溶かす酵素が活性化し、血小板の凝集を妨げる事がマウスを用いた実験で判明した。 これまで歯周病菌が心臓病などに影響を及ぼすことは知られていたが、虫歯菌の報告はほとんどなかったという

    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2011/09/30
    ありがたき幸せ
  • 人間の言葉を教え合うオーストラリアの鳥たち | スラド サイエンス

    オウムや九官鳥などが人間の言葉をまねることはよく知られているが、人間の言葉を覚えた鳥から他の鳥に伝えられていくこともあるようだ(Australian Geographicの記事、家/.)。 オーストラリア博物館のSearch and Discover担当には、他に誰もいない自然の中で人の話し声を聞いたという報告が数多く寄せられているという。鳥たちは人間の話す言葉を直接まねるだけでなく、他の鳥の声をまねることもある。 そのため、ペットとして飼われていたcockatooなどのオウム類が逃げ出して野生の群れに混じると、群れの仲間たちに人の言葉が伝えられることもあるそうだ。よく聞かれるフレーズは「Hello, cockie(オウムちゃん、こんにちは)」だが、掲載できないような口汚い言葉を話す鳥たちもいるとのこと。 人間の言葉は親鳥から子鳥に伝えられることもあり、何代にもわたって受け継がれていくこ

  • 負極に昆布を使用すれば、リチウムイオン電池の容量が 10 倍に | スラド サイエンス

    せっかくなんで今回の話を理解するために必要なリチウムイオン電池の知識を. ・バインダー 電池の電極は基的に活物質とバインダーから出来ています. 活物質というのは実際にLiイオンを吸収・放出する材料です.ただ,粒子が大きいと内部までイオンが浸透するのが大変になる(使える容量が減る,充放電速度が遅くなる)ため,通常はナノ粒子化して使用します.こうすると表面積が増えてイオンの吸収・放出が速くなり(=充放電が速くなる),中心まできっちりイオンが入れるため容量もしっかり使い切れるようになります. その一方,ナノ粒子のままだとバラバラに崩れてしまいますし,集電極(外部と繋がっている電極)との電気的な接触も取れませんから,ナノ粒子をしっかり結びつけて全体の形状を保持するための「糊」が必要になります.これがバインダーで,今回の報告ではこのアルギン酸ナトリウムをバインダーとして15wt%使用しています.リ

  • 宇宙ゴミ問題が深刻化、衝突の可能性が高まる極めて危険な状況に | スラド サイエンス

    近年増え続ける宇宙ゴミの問題が深刻化しており、宇宙飛行士および宇宙船が危険に晒されているという。真剣に問題に取り組むべき「転換期」に差し掛かったとのこと(Reuters、家/.記事)。 米国学術研究会議(NRC)によれば、米宇宙監視ネットワーク(SSN)が追跡した宇宙ゴミは、2006年12月には9,949個であったが、今年7月には16,094個に増加しており、このうちの20%は中国が2007年に破壊した気象観測衛星FENGYUN 1-Cから派生したものであるとのこと。また現段階で、地球軌道を周回するこういったゴミの量は衝突を避けられない程のレベルに達しており、衝突が起きれば更なる宇宙ゴミが発生することになるという。宇宙飛行士及び宇宙船が衝突に巻き込まれる可能性が高まっており、「宇宙環境がますます危険な状況になっている」と調査を率いたDonald Kessler氏が報告している。 NRCは

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    gimonfu_usr 2011/09/05
    回収コンテストをするべき。2050年には月に使用済み核燃料倉庫をつくる(脳内)予定なので浮遊物回収は急務
  • GaN-Sb 合金、太陽光から水素燃料を生み出す | スラド サイエンス

    窒化ガリウムとアンチモン 2 % の GaN-Sb 合金には、太陽光に照射された水分子を水素と酸素に電気分解させる特性があることが実証されたとのこと (Science Daily の記事、家 /. 記事、DOI: 10.1103/PhysRevB.84.075304より) 。 GaN-Sb 合金を水に沈めて太陽光に晒したところ、水分子を水素と酸素に分解する PEC 型光触媒反応が起き、水素を集めることが出来たという。水素はこれまで、クリーンなエネルギー源として長いこと注目されてきたが、自然界には単独で存在する水素はほとんどない。そのため他の化合物を分解することで取り出さなくてはならならず、その過程で膨大なエネルギーを必要としてきた。つまりクリーンなエネルギー源としての水素を生み出すのに、今日のやり方ではどうしても二酸化炭素の放出を伴わざるを得ないという。 今回の研究により、GaN-Sb

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    gimonfu_usr 2011/09/05
    "アルミナメーカー、ボーキサイトの国内精製から撤退へ: 化学業界の話題 http://p.tl/S0kH" ガリウム 円高で国内生産停止ならまだしも、環境云々で追い出しは環境負荷を他に転嫁しているだけのような気がする。
  • 前田建設ファンタジー営業部、今度はドミノピザ月面店舗の見積を受注。 | スラド サイエンス

    先日トレーシーアイランドの基地建設の見積もりを請け負った前田建設工業ファンタジー営業部がまたまた見積もり案件を受注しました (ドミノピザ 月面出店計画のページ)。 ドミノピザ月面出店計画の見積もりを行い、土地代を除き 1 兆 6700 億円とはじき出しました。うち 5600 億円が地球から月への資材運搬費用だそうです。詳細についてはこれから順次発表されるみたいですが、どのような方法で宅配を行うのかが一番の楽しみです。さすがに地球から注文を受けることはないと思いますが。 前回が協和発酵キリン、今回がドミノピザと、営業部らしく外部から案件をもらってくるようになったようです。今後は実際に施工を依頼する初めての客が誰になるのか、それが一番の注目点でしょう。ファンタジーの世界に出てくるような超お金持ちの施主をお待ちしております。 プレゼンテーションは Chapter 1 から 6 まであり、ムービー

  • ロシア、プログレス補給船を打ち上げ失敗、ソユーズ宇宙船も打ち上げ延期に | スラド サイエンス

    8月24日、ロシアはソユーズUロケットによるプログレス補給船の打ち上げに失敗した。1978年から行われているソユーズUロケットによるプログレスの打ち上げが失敗するのは今回が初めてだという。ただし、ロシアは18日にも通信衛星「エクスプレスAM4」の打ち上げに失敗している(CNN.co.jpの記事、 sorae.jpの記事、 ナショナルジオグラフィックの記事、 AFPBB Newsの記事、 sorae.jpの記事2)。 ロシア連邦宇宙局の発表によると打ち上げの約5分後、ソユーズUの上段エンジンに問題が発生して通信が途絶えたという。ソユーズUとプログレスはシベリアに墜落したか、上空で燃え尽きたとみられる。失敗の原因は不明で、調査委員会による原因究明が行われる。ソユーズの打ち上げは原因が明らかになるまで中止するとのことで、交代要員を乗せた9月22日のソユーズ有人宇宙船の打ち上げと、次回10月28日

  • 海水不使用の養殖フグ、初出荷 | スラド サイエンス

    岡山理科大学は、トラフグを海水を使わずに養殖することに成功し、7月28日に岡山市の中央卸売市場へ出荷した。海水を使わずに養殖したフグが出荷されるのは国内初という(asahi.com の記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 トラフグ飼育日記)。 養殖には同大の山俊政准教授らが開発した「好適環境水」を使用している。好適環境水は淡水に電解質を加えたもので、海水魚と淡水魚が同じ水槽内で生育することも可能だという。山准教授らは魚の浸透圧調節に深くかかわる成分と濃度を特定することにより、好適環境水を生み出したとのこと。好適環境水では生育が早く、気候や病気の影響も受けない。海水を運ぶ必要がないので、山間部でも低コストで海水魚養殖が可能となる。試会での評価も良好で、「おかやま理大フグ」のブランド名で売り出すとのことだ。

    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2011/07/31
    あんま関係ないが、金魚の病気のときは塩をいれたような気がする。