2012.11.17 19時のNHKのニュースで東電に未公表データがあり,その未公表部分に空間線量率が大きく上昇していることが報道されました(NHK「かぶん」ブログ).もともと原子力・放射線が専門ではなかった私がコメントさせていただくにいたった経緯を含め,補足いたします. 福島第一原発(1F)の空間線量率は3/14の夜から16日にかけて,大きく4回上昇しており,その度に有意な土壌への放射性物質の沈着が観測されています(一度上昇して下降した後,ベースラインが大きく上がり,主にヨウ素131の半減期に従って減衰していっているようです). -図1. 1F, 2Fの空間線量率(東電公開分) - 今回入手された2Fのデータ - 1Fでの風向き16方位をsin, cos成分で表現(オススメ) *3/15の2Fの元データ(多分私の)ミスあり訂正(○部分)。 9月末頃,2012/9/21に福島県が公表した
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