中国電、島根原発で虚偽記録作成 放射性廃棄物処理で 主要/2015年06月30日 19:22 中国電力は30日、島根原発(松江市)で発生した低レベル放射性廃棄物を処理する際に使う計測器が正常かどうかの確認作業を怠ったのに、作業をしたとする虚偽の記録を作成していたと発表した。放射性廃棄物の漏えいなど外部環境への影響はないとしている。 苅田知英社長は松江市内で30日記者会見し「皆さまの信頼を裏切ることになり誠に申し訳ない」と謝罪した。 中国電によると、低レベル放射性廃棄物はドラム缶の中にモルタルと水を混ぜ動かないように固め搬出する。この際、水量を調整する機器の確認を30代の男性社員が別会社に委託せず、確認作業をしたかのように虚偽記録を作成していた。