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ブックマーク / www.satonao.com (2)

  • www.さとなお.com(さなメモ): ずっと捨てられなかった漫画

    ずっと捨てられなかった漫画がある。 白山宣之という人の『陽子のいる風景』という30ページほどの短編。 単行ではない。 20年ほど前の漫画誌「週刊モーニング」に単発で掲出されただけのもの(調べたら1992年9月12日号だった)。 一読、魅せられた。 なんとも言えぬ余韻。端正に過ぎる時間。間。風。光。 人の内面を直接的に表現せず、会話も最小限に抑え、時間を丹念に丹念に切り取ることでそれを描ききる。そんな遠回しな表現が作り出す “奥行き” が、騒がしいコミック誌の中で異彩を放っていた。 なにか事件が起こるわけでもない。普通の夏の一日が始まり、終わる。それだけ。 なのに感動し、反芻し、何度も何度も読み返した。小津安二郎の世界を漫画で表現したらこうなるんだ、と、感嘆した。 絵も異様にうまい。 ひとつひとつのコマを “鑑賞”して見飽きない。たった30ページなのに数十分眺めている。こんな漫画も珍しい。

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  • www.さとなお.com(さなメモ): 泣いた泣いた。いわき総合高校演劇部公演『Final Fantasy for XI.III.MMXI』

    芝居を見てこんなにさめざめと泣いたのはいつぶりだろう。 福島県立いわき総合高校の演劇部の『Final Fantasy for XI.III.MMXI』というお芝居を観てきた。 福島の高校生が福島の原発災害に対する怒りや悲しみや祈りを、自らアイデアを出してストーリーを作り演じたもの(脚に仕上げたのは演劇部の指導者であるいしいみちこ先生)。 どんな題材にしろ、当事者が作り演じたもの、というと、ちょっと自己中的なイヤな予感がする。それにまぁしょせん高校演劇である。普通だったらあまり観に行く気にならないだろう。 でも、この舞台を去年見た信頼すべき知り合いたちが口々に言うのである。 「いままで観たあらゆる演劇の中で一番感動した」「感涙にむせんだ」「被災地であれ、東京であれ、ひとりでも多くの人々に観てもらいたい」 ホントかな…。そんなにイイのかな…。 で、今日。 一回きりの再演があるということで、少

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    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2012/05/21
    未見 / (エコノミー・ラスボス説は ) / 原発立地点 /産業城下町 /http://www.asyura.com/sora/bd11/msg/181.html
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