【注】「港北地名と文化の会」資料、若松教授の調査などによる。統計に基づくものであり、必ずしも一致するものではありません 大震災では、「池土腐」や「中土腐」などの旧地名を持つ現在の港北区小机町で、建物が傾くなど20件以上の液状化が発生しました。しかし、05年に液状化予測図を作成した市は、同町での被害を想定していませんでした。 地名の由来は諸説あり、地名だけで液状化を語ることはできません。それでも、統計や実績を見れば、必ずしも偶然とは言い切れないものがあります。 「文化の会」では、「自分たちの生活の場を、自分たちの手で良くしていくため」という「会」設立の目的にそって今、行政による液状化予測の向上を求めています。「住みよいまちづくり」のための取り組みは、今後も続いていきそうです。 震災で液状化が発生した港北区小机町付近。以前は「池土腐」「中土腐」と呼ばれていた 有効性を指摘 「文化の会」のように