【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立問題で、州議会による「公式の独立宣言」決議の採択から一夜明けた28日、欧州連合(EU)や米国などはスペイン中央政府を強く支持、「カタルーニャ共和国」独立に賛同する国は出ておらず、自治州側は苦しい立場にある。 EUは独立を支持しないだけでなく「スペインの内政問題への介入を図ることはない」として、混乱収束へ向けた一切の仲介を拒否している。 スペイン中央政府は27日、州閣僚の解任、州議会の解散と12月21日の州議選を閣議決定し、実力行使を伴う州自治権の停止措置に踏み切る構えを示した。
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