国際エネルギー機関(IEA)は12日、最新の世界エネルギー見通しを発表した。 米国の原油生産量が2020年までにサウジアラビアを抜いて世界最大となり、20年代半ばまで、その座を維持すると予測している。 IEAは、原油生産量などの拡大とエネルギー効率の改善により、米国は35年までに必要とするエネルギーのほとんどを自給できるようになるとみている。天然ガス生産でも、米国は15年までにロシアを上回り、世界最大になると予測した。米国での生産が増加することで、世界のエネルギー情勢が新たな局面を迎えると指摘している。 IEAは、米国では技術革新に伴って、地中深くの「シェール層」に含まれる原油やガスの生産量が急速に増えると指摘している。原油生産量は11年の日量810万バレルが、20年には1110万バレルに拡大し、サウジアラビア(20年に1060万バレル)を抜くと予測している。その後、サウジアラビアが生産量
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