■サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice <未> (監督:ザル・バトマングリ 2011年アメリカ映画) ブリット・マーリング主演の映画『アナザープラネット』には大いに心掻き乱された。贖罪とSFテーマを組み合わせたこの作品は、実に美しく、そして切なさの溢れる映画だった。そして先ごろ日本公開を果たした『ザ・イースト』も、『アナザープラネット』同様、ブリット・マーリング自身が脚本、原案、出演、製作をこなしており、彼女の異才ぶりを遺憾なく発揮していた。彼女の作品をもっと観てみたい…と思いつつも、現在日本で公開/ソフト販売されているのはこの2作品のみだ。そこで他の過去作を調べ、輸入Blu-rayで1本の映画を視聴してみることに決めたのだ。作品のタイトルは『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』。テーマはカルト教団。そしてこの作品でも、彼女は脚本、