スタンフォード大学編(3) 米スタンフォード大学心理学部では、子供のやる気に関する研究の世界的権威であるキャロル・ドゥエック教授を中心に、研究が盛んに行われています。学内には心理学部付属の保育施設「スタンフォード・ビング・ナーサリー・スクール」があり、多くの研究者や学生が訪れて、子供の観察や分析を通して研究に役立てています。 今回は、この保育施設を視察した模様をお伝えしましょう。2〜5歳児が対象で、450人ほどが通っているのですが、とても人気があるため入園希望者が2000人にのぼるそうです。一般クラスは3〜5歳の混合で、男女比は5対5、子供の月齢や国籍・人種なども考慮して園児の割合のバランスをとり、多様性を大切にしています。