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2020年6月26日のブックマーク (3件)

  • 三叉神経痛の外科治療 | 脳外科医 澤村豊のホームページ

    まず,基礎知識 三叉神経痛と三叉神経障害の違い 18世紀フランス神経学の定義の問題です 三叉神経痛 neuralgia は,三叉神経機能が異常に亢進するために生じる感覚障害を伴わない,瞬時の激痛です 三叉神経障害 neuropathy は,三叉神経の機能低下で生じる異常感覚(異感覚)での顔面痛で,多くは持続性疼痛です 三叉神経痛は外科治療で治りますが,逆に三叉神経障害は悪化します この診断を誤ると手術で顔面痛が悪化します,あるいは治せるのに治さないことになります 外科治療のタイミング 三叉神経痛は,周囲の人にはわからないけれど罹患者にとっては耐え難い疼痛です もし治療法があるならば,治療の時期を遅らせるべきではありません この意味においては,顔面痛を訴える患者を診る診断医は,あらゆる治療法とその効果にも精通するべきです 三叉神経痛の治療には内服治療(カルバマゼピン)、開頭手術,ブロック療法

    girahorn
    girahorn 2020/06/26
  • 上里先生3校正

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    girahorn 2020/06/26
  • 日本ペインクリニック学会

    オピオイド 一般的に、「オピオイド」は「麻薬性鎮痛薬」を指す用語ですが、“麻薬=オピオイド”というわけではありません※1 ※2。オピオイドとは「中枢神経や末梢神経に存在する特異的受容体(オピオイド受容体)への結合を介してモルヒネに類似した作用を示す物質の総称」で、植物由来の天然のオピオイド、化学的に合成・半合成されたオピオイド、体内で産生される内因性オピオイド※3があります。(「非麻薬性オピオイド(鎮痛薬)」※4という合成オピオイドもあります。混乱しないように注意してください。) オピオイドの作用部位 生体に投与したオピオイド鎮痛薬がどの部位に作用して如何に痛みの伝達を抑制するか、完全に解明されているわけではありませんが、オピオイドが結合する受容体は脳・脊髄や末梢神経に存在し、脳、脊髄、末梢神経の全ての部位に作用していると考えられています。なかでも、全身投与したオピオイドの鎮痛作用が、脊髄

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    girahorn 2020/06/26