7月以降に懸念されている夏場の電力不足。企業では、独自に始業時間や休日を見直したり、本社機能の一部を地方へ移すといった動きがみられる。場合によっては、震災直後のように自宅待機、もしくは自宅での仕事を強いられる可能性もある。万が一、職場に集まれなくなっても、円滑にコミュニケーションを取り合えることが必要になる。このような背景を受けて、注目が高まっているのがインターネット回線を利用する“通話サービス”。中でも、無料の通話ソフト「Skype」が再評価されている。 スマートフォンや家電でも利用できるようになったSkype Skypeの特徴は、負荷を分散しやすい通信方式を利用して、音声や映像をやり取りすること。主にパソコン向けに開発されたが、昨年から今年にかけてスマートフォン向けの公式アプリをリリースした。パナソニックやソニーといった家電メーカーもAV機器のネット機能を強化する目的で、薄型テレビやB