24日、沖縄県の伊良部島の沖合で、ダイビングの女性インストラクターがオニヒトデに刺されて死亡しました。沖縄県では、平成10年からオニヒトデの被害の全国の事例を集めていて、死者が出たのは初めてだということです。 24日、沖縄県の伊良部島の沖合でダイビング客を引率していた宮古島市のインストラクターの種田薫さん(44)が、海底でオニヒトデに刺されて意識を失い、搬送先の病院で死亡しました。 海上保安署によりますと、種田さんは、海底でオニヒトデを見つけて石でたたいた際、右手の中指を刺されたということで、死因はオニヒトデの毒で急性アレルギー反応を起こしたことによるものと分かりました。 オニヒトデは毒があるトゲに覆われていて、人が刺されると激しい痛みがするうえ、重い場合にはしびれや吐き気を引き起こすということです。沖縄県では、平成10年からオニヒトデによる被害の全国の事例を集めていて、死者が出たのは今回