新型の登場によって退場するランボルギーニのフラッグシップ・シリーズ、アヴェンタドールの「LP700-4」がデビューしたのは、2011年3月のジュネーブ・ショーのこと。それから5年と9か月を経た2016年12月19日、サンターガタのランボルギーニ・アウトモービリ本社は、LP700-4を大幅にブラッシュアップして「アヴェンタドールS」と呼ぶ新型を発表した。 これにともない“LP700-4”の型呼称は廃止となり、シンプルに“S”となった。搭載するのは、先代と同じ6.5リッターV型12気筒NAエンジンで、プラス40psの740psの最高出力と、従来と同一の最大トルク690Nmを発揮する。トランスミッションは、最短で50mm秒以内にギアシフトするシングルクラッチ式7段シーケンシャルISRが組み合わされる。0-100km/h加速は2.9秒、マキシマムスピード350km/hのパフォーマンスを披露するとい