小さい頃、よく親に、「素直になれ、謙虚になれ」と怒られました。 怒られるのは、僕が反論したとき。 僕は、注意されるといつも、猛烈に反論していました。 いかに自分が正しいか。 いかに親が誤解しているか、または間違っているか。 そういうことを、ノンストップでまくしたてるのです。 へ理屈だろうが何だろうがおかまいなし。とにかく相手を打ち負かそうと、しゃべり倒しました。我ながら何か憑依したのかと思うほどの語彙とロジックパターンの量でした。当時は今より口がよく回ったんじゃないかしらw そういうとき、僕はいつも、そもそも注意されたこととは別に、自分の態度について、怒られたものです。 曰く、「素直になれ、謙虚になれ」と。 相手に注意されたとき、批判されたとき、怒られたとき。 自らの正当性のことばかり考えるのではなく、 「なるほど、もしかしたらそういうこともあるのかもしれない」 と思え、と。 自分が間違っ