東京都交通局と東京メトロは12月1日から、外国人利用者が多い地下鉄計143駅で無料の公衆無線LAN「WiFi」サービスの提供を始める。認証アプリをダウンロードして登録すれば、都営、メトロの両地下鉄の駅などでWiFiが使えるようになる。 サービス対象は都営地下鉄(全106駅)が全4線の新宿、都庁前、築地市場、大門など35駅。東京メトロ(全179駅)は全9線の銀座、渋谷、池袋、上野など108駅。訪日外国人を中心に、ネットに接続できる場所が限られ不便との指摘が寄せられていた。 1回の接続時間は最長3時間で、何回でも接続できる。都営とメトロで無線LANを識別するIDが異なるため、利用開始時にそれぞれメールアドレスを入力して登録する必要があるが、認証アプリ「Japan Connected―Free Wi―Fi」で登録すれば、1回の登録で、両地下鉄や先行導入している都営バス、主要空港など約9万カ所でも