新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立つライブハウス。「ロフト」創始者の平野悠さんは、運営継続のため2億数千万円もの借り入れをしたという。その胸中とは? ライブハウス・ロフトを存続させるため「2億数千万円を借金した」と明かしたロフト創始者の平野悠さん(75歳)。本人に会ってみると、意外にも余裕さえ感じられた。「みんな、悲壮な覚悟で2億円借りたとか言ってるけど、適当です。大丈夫です」と笑う。 「だって無担保・無保証人、基本的に30年で返す。そのころには俺、死んでるから」 49年前に平野さんが作ったライブハウス・ロフト 新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立つライブハウス。全国に12店舗あるロフトも決して例外ではない。運営するロフトプロジェクトは、店舗の閉鎖や約50人いる社員のリストラをすることなく、これを乗り切ろうとしている。日本政策金融公庫などを通じて2億数千万円を借りたのだ。平野さんは「