プラチナのロゴゴールドのロゴ 【井上亮】トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」のロゴマークの色を、今年末までに全世界でプラチナに統一する。レクサス登場から、まもなく四半世紀。これまでは金色で「豪華さ」を表現してきたが、環境への配慮や洗練されたライフスタイルといった「先進性」を強調する狙いがある。 パンフレットやホームページ、販売店の看板などのロゴは金色だが、今回、これらをすべてプラチナにする。色合いがプラチナに近い銀色を原則として使ってきた車のエンブレムに合わせる。 トヨタは今月から、自動車事業をレクサス、先進国、新興国など4分野に分け、レクサスを豊田章男社長の直轄とした。豊田社長は3月上旬の記者会見で「日本発のグローバル・プレミアム・ブランドとしてのイメージ確立に向け、変革が急務」と話していた。 レクサスは1989年に米国で生まれ、2005年から国内販売が始まった。12年まで