概要 政府共通ネットワーク(霞ヶ関WAN)とは、日本の中央省庁のコンピュータネットワークを相互接続した広域ネットワーク。政府共通プラットフォームの通信基盤である。 各府省と政府共通のクラウド環境を結ぶIPネットワークで、全国の庁舎を広域回線網で相互に接続し、省内の業務システムの利用、政府共通の情報システムへのアクセス、省内や他省庁とのメッセージの交換や情報共有などを行うことができる。インターネットからは切り離されている。 前身の「霞ヶ関WAN」は1997年に導入され、2002年に地方自治体間の相互接続ネットワークであるLGWAN(総合行政ネットワーク)と相互接続された。2013年に政府共通プラットフォームの導入に伴い、その基盤としての政府共通ネットワークに刷新された。