「マニュアル」なんつって書いてあるもんだからちょっと内容が難しそうに見えないことも無いけど、なんかあんまりマニュアルじゃないよ。いや、むしろ一切マニュアルじゃない。 なんかねえ、設定っつーか、細かいこと全く書いて無いのであくまでも憶測に過ぎない、俺の勝手な味付け含むところでこの漫画を簡潔に説明すると、「東京に住む青年コースケが特に定職に就いてるわけでもなく、本読んだり、映画観たり、散歩したり、カノジョとデートしたり、アレ食ったり、コレ拾ってみたりしながら、ビンボーな毎日のゼイタクな生活を謳歌するお話」なわけなのだよ。ビンボーなのはビンボーなんだけど、その生活がどうにもこうにも憧れちゃうくらいにゼイタクで楽しく、有意義で魅力的なところがこのお話のいいとこなんだな。ほのぼのであり哀愁たっぷりであり。