ダイビング指導団体の最大手PADIがコースをスタートさせて以来、徐々に広がりを見せるサイドマウント・ダイビング。 ※サイドマウント・ダイビングとは……簡単に言えば、「タンクを、従来の背中ではなく、ダイバーの身体の脇(腕の下)に取りつけて潜るダイビング」のこと。 そんなサイドマウントの普及に、「日本の間違った普及の仕方に危惧を感じている」という声を受け、実際、テクニカルダイビングの海外サイトをのぞいてみると、写真付きで揶揄されていたりする。 しかし、その間違っているとされる写真を見ても、サイドマウントの体験ダイビングを一度受けた程度の自分には、どこがどうおかしいのか判別できるリテラシーがない。 そこで、顔を合わせるたびに、「とにかく、本当のサイドマウントを体験しにおいで」と言っていただいていた、おタハラ部長こと田原浩一氏(マリンダイビングの人気スキル連載「おタハラ部長のお上手ダイバー養成新書