クルマやバイクなどの総走行距離(積算距離ともいいます)を示すメーターをオドメーターといいます。これはご存知の方も多いでしょう。 最近では、走行距離だけでなく燃費計、外気温表示、トリップメーターなどと一体化しているものや、高級車などではフロントガラスにヘッドアップディスプレイとしてスピードやタコメーター(回転計)と一緒に表示する近未来なデザインもあります。 オドメーターは普段それほど頻繁に意識する計器ではありませんが、ときどき走行距離を見ては、「この前にオイル交換したのは何キロだったかなあ……」とか、「このバイク、いつの間にか4万キロも乗ったのか」といった感じに、愛車を思いやるきっかけにもなりますね。 ところで、このオドメーターについて常々ギモンに感じていたことがあります。オドメーターの「オド」とは、いったい何を意味しているのか――ということ。