1000人以上が症状を訴えた食中毒の原因は、親子丼の「きざみのり」でした。 東京・立川市の小学校7校では、17日から給食を食べた児童や教職員ら1098人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒の症状を訴えました。都は共同調理場で作られた給食が原因だと断定していましたが、さらにその後の調査で、前日16日の給食の親子丼に使われたきざみのりが原因であることが分かりました。きざみのりは大阪市の業者が製造したもので、同じ賞味期限の製品を調べたところ、15検体のうち4検体からノロウイルスが検出されました。大阪市の指導を受け、業者はすでに自主回収を始めています。同じきざみのりは先月末、集団食中毒が発生した和歌山県御坊市の小中学校などの給食でも使われていたということです。