トラブルが相次ぎ、運航停止となっているボーイング787型機について、国土交通省は26日夜、全日空と日本航空に対し、システムの改修などを条件に運航の再開を認めました。 一方で、国の運輸安全委員会などによる調査は続いていて、トラブルの原因は特定されていません。 なぜ、再開が認められたのでしょうか。 社会部航空担当の那須隆博記者と喜多祐介記者がお伝えします。 米政府の承認受け日本も 787型機について、アメリカのFAA=連邦航空局は、日本時間の25日夜、ボーイング社が提案したバッテリーシステムの改修などを条件に26日付で運航再開を認めると発表しました。 このため、国土交通省は、26日夜、全日空と日本航空に対し、FAAが求めるシステムの改修などを条件に運航の再開を認めました。 承認に先立って、太田国土交通大臣は、26日午前の会見で「国土交通省としてもFAAの判断に問題はないという認識に至り、