毎日、長時間デスクに座り、誰もが目を覆いたくなるような画像・映像をひたすら見続ける。私たちが普段何気なく利用するGoogleサービスの裏側で、精神をむしばまれる様な作業をこなしている人たちがいます。 <以下は、米ブログBuzz Feederのシリーズ「Tech Confessional」の一部を翻訳したものです> とある企業の日当たりの良いカフェテリア。この平和な空間で、元Google契約社員の男性が、ネット上に存在しうる最もショッキングで醜悪なコンテンツに、どっぷりと浸りながら過ごした1年間について詳しく語ってくれた。 当時、彼に与えられた仕事は、Googleプロダクトにアップロードされる違法コンテンツをレビューするというもの。そこで彼が目にしたのは、「獣姦」「死姦」「人体損傷(流血、自殺、斬首)」「児童ポルノ」など、吐き気のするようなおぞましいものばかりだった。 「心に生々しい傷跡が残