ボストンのローガン空港で7日朝、火災が起きた日本航空機を調べる消防当局=AP 【ニューヨーク=中井大助】7日午前10時30分(日本時間8日午前0時30分)ごろ、米マサチューセッツ州ボストンのローガン空港で、止まっていた日本航空のボーイング787型機から出火があり、機内に白煙が立ちこめた。地元消防によると、出火当時、173人の乗客と11人の乗員が既に降りていて、整備士が1人機内にいた。けが人はいなかった。 空港によると、機内に電力を供給する補助動力用のバッテリーが爆発したことが原因で、火はまもなく消されたという。同機は東京・成田空港から日本航空8便として午前10時5分に着陸した。 機体は日本航空7便として、正午に東京へ向けて離陸する予定だったが、この火災の影響で欠航した。AP通信などによると、出火原因についてボーイング社も調査しているほか、米国家運輸安全委員会(NTSB)も調査員を現地