キーボードやマウスといった入力デバイスは、高性能(新機能)をうたう製品が次々と出てくる一方で、変わり種の製品が数多くあるところも魅力的だ。 エレコムの「レーザーキーボード」、手で握りながら使う「ごろ寝マウス」、タッチ操作可能な極小マウス「Logicool Cube」など、その形はさまざまだが、そこには、なにかしら遊び心と実用性が絶妙にバランスされている製品もあったりする(もちろん、遊び心を重視しすぎちゃった製品もあるが)。 今回はキングジムが2012年11月に発売した「MSC10」をチェックしよう。一見するとよくある普通の光学式マウスだが、なんとスキャナ機能を内蔵してしまったのだ。 本体サイズは60(幅)×115(奥行き)×37(高さ)ミリ、重量は110グラム(実測値)と、外付けマウスとしてはサイズも重さも一般的だ。PCに接続すると、自動でドライバをインストールし、30秒くらいでカーソルが