タグ

民藝とhistoryに関するgitanezのブックマーク (2)

  • モダンデザインの歴史をざっと概観する2: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「モダンデザインの歴史をざっと概観する」<1・2・3> とはいえ、すぐには自由な発想の新しいデザインが生まれるわけもなく、十九世紀のデザイナーたちは歴史主義と呼ばれる過去の歴史的様式を折衷したスタイルを提案していました。過去の遺産の継ぎ接ぎです。 そうした過去の遺産にすがることなく、まったく新たなデザインの方法が近代に生み出されるためには十九世紀末以降のイギリスでのウィリアム・モリスが主導したアーツアンドクラフト運動やフランスを中心に植物などの自然の形態を用いながらガラスや鉄などの新素材による造形の可能性を模索したアールヌーヴォーを待たなくてはいけませんでした。 アーツアンドクラフト運動やアールヌーヴォーは過去の様式を恣意的に用いる歴史様式、また、産業革命の結果として大量生

  • 工藝の道/柳宗悦: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「自分で考えろ」「答えがあると思うな」 学校でも企業でも当然のように用いられるこれらの言葉は果たして当に正しいか? 最近、そのことに大きな疑問を感じています。 「質の劣化と文脈からの逸脱」で書いたように、歴史的には時代が下れば下るほど、ものつくりの技術は質的に劣化し、かつて可能であった品質をあとの時代には再現できなくなります。いまに生きる人たちはこのことに無頓着ですが、すこしでも関心をもって歴史上の制作物を振り返る目をもった人であればその差は歴然としています。 過去の技術の伝承・維持、あるいは個人意識の孤立を回避するにはなぜ過去にあった質を維持する技術の伝承ができないのか? それは白川静さんが『初期万葉論』や『漢字―生い立ちとその背景』で、田中優子さんが『カムイ伝講義』で

  • 1