不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 そういえば、この本の書評を書くのを忘れてました。 続けて3冊読んだペンローズ関連の本の3冊目(これの他には『ペンローズの<量子脳>理論―心と意識の科学的基礎をもとめて』と『ペンローズのねじれた四次元―時空をつくるツイスターの不思議』)。 3冊読んだ中では、ペンローズ自身によって書かれた文章が中心のこの本が一番ペンローズの考えていることがわかりやすかったです(当たり前か?)。 The Large,The Small and The Human Mindこの本の原題は"The Large,The Small and The Human Mind"。その名のとおり、この本は、宇宙スケールのマクロの世界を扱う第1章、量子スケールのミクロの世界を扱う第2章、そして、スケール的にはその