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進化論とヒトに関するgitanezのブックマーク (5)

  • 哲学的な問い:脳がアウトソーシングされてなおヒトはまだヒトと呼べるのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 脳がアウトソーシングされてなおヒトはまだヒトと呼べるのか? そんな哲学的な問いが投げかけられたのは、今日の昼下がりの職場でのひとときでした。 想定されていたのは、ヒトの脳をロボットなどにアウトソースして、自分自身の考えや行動の制御が完全に外部に移行した場合の話です。 「それでもヒト?」といえるのかを僕は訊ねられたのです。 まずはロボットの定義についても話しました。 ロボット工学3原則についても教えられました。 ロボット工学三原則 - Wikipedia 僕は考えました。 古生物学では、一個の系統が、進化の各段階で違う名で呼ばれることがある-世代の異なるメンバー同士では、交配を考える選択肢などそもそもないのだが。たとえばホモ・エレクトゥスはホモ・サピエンスへと進化したが、一緒

  • 日本進化学会2006参加日誌 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    大会3日目 朝の1コマ目は「人類進化の新展開」 進化学の教育と研究を考えるというワークショップにもかなり引かれたが,今回の大会はヒト進化関連のセッションが多いので集中して聞くことにした. まずは化石の特徴からみたヒト進化のおさらい.続いてジャワ原人について.当然ながらフローレス原人についても話があり,形態的にみても,全体の形,骨の厚さ,おとがいがないことからみてホモサピエンスとは考えられないということであった.ただ大腿骨,骨盤には一部猿人的な特徴もあるとのことで興味深い.また彼等はウォーレス線を越えているというのもひとつのミステリーらしい.絶滅は現代人類が到達した5000年前よりさらに古く1万年前の火山爆発のときだろうということであった. 続いてネアンデルタール人,そしてホモサピエンスについて.化石や考古物の発掘(特にアフリカにおけるいろいろなシンボル革命を示す考古物)が進み,これまで謎と

    日本進化学会2006参加日誌 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 歌うネアンデルタール―音楽と言語から見るヒトの進化/スティーヴン・ミズン: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: 歌うネアンデルタール―音楽と言語から見るヒトの進化 コメント: ヒトはもしかするとヒトになる以前からマーケティングをしていたのかもしれない。 認知考古学の第一人者で、ヒトの心の進化を追究しつづけるスティーヴン・ミズンが言葉と音楽の起源について探求した『歌うネアンデルタール―音楽と言語から見るヒトの進化』は、そんな感想をもった1冊でした。 Hmmmmm:言葉と音楽の起源これまでヒトの進化の歴史のなかで言葉の誕生の影に隠れて、脚光をあびることの少なかった音楽。これまでの音楽の誕生に対する主要な見解は、進化の過程で言葉の副産物として誕生したというものだったといいます。それに対して、ミズンは初期人類がむしろ音楽様の会話をしていたはずだという論を、現代の脳障害による失語

  • セックスはなぜ楽しいか/ジャレド・ダイアモンド: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: セックスはなぜ楽しいか コメント: 歴史上の人類の文明の崩壊に関する分析を通じて現代社会のサステナビリティの問題を問うた力作『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』が感動的だった、ジャレド・ダイアモンドの1997年の作品(日発売は1999年)。 『文明崩壊』の前にも、なぜ人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか?を分析した『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞、コスモス国際賞を受賞した著者のジャレド・ダイアモンドですが、こののタイトルはなにやら上記2冊とは異なる雰囲気ですよね。 でも、実際に読んでみると、ちょっと刺激的なタイトルのかもしだす雰囲気とは異なることがすぐにわかります。 そして、なぜ著者がこののあとに『銃・病原

  • 人体 失敗の進化史/遠藤秀紀: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 マーケティングと、『アンビエント・ファインダビリティ』で扱われていたHCI(Human Computer Interaction、人間とコンピュータ間の相互作用)、HII(Human Information Interaction、人間と情報の相互作用)には共通点があると思っています。 それは、双方とも対象の設計(商品、マーケティング・コミュニケーション、コンピュータ、情報の設計)を行う際に、もう一方の側の人間の設計を考慮しなくてはならないという点です。 人間の設計を考える手段としては、ジェフ・ホーキンスの『考える脳、考えるコンピュータ』や茂木健一郎氏のような脳科学の側からのアプローチや、行動経済学や認知科学・認知心理学的なアプローチ、そして、進化論的にみた人体の設計を考え

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