不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 とても面白い本だったので、さらっと読み終えてしまいました。 モノづくりと仕事の仕方の関係を見つめなおす上では、非常に参考になる一冊だったと思います。 西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』は、著者がIDEOや象設計集団、柳宗理、パダゴニアなどのモノづくりの仕事の現場を訪ね歩き、聞いた話を元に、さまざまな働き方とそこから生まれる結果、そして、他人に与えられる仕事ではなく「自分の仕事」をつくるとはどういうことかを考察したエッセイです。 観察する力、身体を使った表現おもしろいと感じ、参考になる部分が多すぎて、とても全部は紹介し切れませんが、その中でもいくつか気になったところをピックアップしておきます。 まず、サンフランシスコにデザインオフィスをかまえる八木保さんのインタビューより。