サンフランシスコに拠点を置く Bolt|Peters という会社を訪問してきました。 ユーザ・エクスペリエンス・リサーチを専門にする会社で、創業8年目。7人のスタッフでウェブサイト、ゲームアプリ、そしてドライビング・コンテクストなどのリサーチを行っています。一番の特長は、ラボを持たず、すべてのリサーチをリモートで行っていること。ウェブサイトやゲームアプリのリサーチでは、画面共有ソフトを使って評価対象を共有し、ユーザには自宅やオフィスなど自分の好きな(あるいは普段の)環境でテストに参加してもらいます。移動にかかる時間と費用を節約できること、より自然な環境で評価対象に接してもらえることなど利点も多く、複数都市や複数国でテストを実施したいときにはその利点が特に効いてきますから、アメリカやヨーロッパでは日本よりもニーズが高いと言えるでしょう。 Bolt|Petersでは、ドイツの某自動車会社からド
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「製品中心から人間中心のデザインへ」と「マーケティングとユーザビリティに対するデザイナーの失望」にトラックバックをいただいたので、いちお返事の代わりに書きますが、これだけマーケティング用語の使い方が混乱していて大丈夫? ニーズが手段ってどういうこと?まず、ここ。 ユーザーのニーズを得るのは比較的簡単です。しかしNeedsを満たしても、Needsはユーザーの本当の目的ではなくたくさんある手段のうちの一つであることが多いため、ユーザーの本当の目的を達成していないということがほとんどなのです。 あのー。マーケティングにおける「ニーズ」という言葉の意味をちゃんとわかって書いてらっしゃいますか? ニーズって文字通り「必要さ」だと思うんですが、それがどうして手段になっちゃうんでしょう?
最近、通勤時間が長くなったので本を読んでいることが多くなりました。 4月に読んでいた本 ○パズル・パレス 上 (角川文庫) ダン・ブラウン ○パズル・パレス 上 (角川文庫) ダン・ブラウン ○すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) 森博嗣 ○名探偵の掟 (講談社文庫) 東野圭吾 ○名探偵の呪縛 (講談社文庫) 東野圭吾 ○探偵ガリレオ (文春文庫) 東野圭吾 ○容疑者Xの献身 (文春文庫) 東野圭吾 ○中村江里子のわたし色のパリ 中村江里子 ○マダムと奥様 (光文社文庫) 辻仁成 ○なぜなら やさしいまちが あったから 中山美穂 ○ふらんす5月号 ○齋藤孝のざっくり!世界史 齋藤孝 ○齋藤孝のざっくり日本史 齋藤孝 ○多読術 (ちくまプリマー新書) 松岡正剛 偏ってますね。笑 前半は、暇つぶし要素が強くて、ミステリーとかエッセイとか軽めのものばかりチョイ
田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと - G.A.W. 私は、中学生の時に一緒にバンドをやっていた友人に「おまえは東京へ行く人間だからな」と言われたことがある。 ギターを弾いて作詞作曲をするくらいには好奇心の強い少年だったその友人は、一方でこの文章にうまく書かれている田舎のしがらみのまっただなかにある家に生まれた人で、その鬱屈とした気持ちを何かの時にそういう言葉で私にぶつけてきた。 ただ、それは、そんなに強い言葉ではなく、その後もバンドは続いたし、別の高校に進学した後も友人関係は続いた。 彼の予言通りに、私は東京の大学に進学して東京で就職して、しばらくして連絡は途絶えてしまったけど、その言葉は今でも時々思い出す。 最後に会った時、地元の大学に進学した彼は、私よりずっとオシャレな、「今風の大学生」をやっていた。すごくいい車で私を駅まで向かえに来てくれて、服も車も単に高いだけでなくけ
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