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2009年6月30日のブックマーク (5件)

  • プロジェクトの定義とデザインプロセス: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 "Context of use"―。 それはHCDプロセスそのものに対してもいえることではないでしょうか。 どのような手法をどのように用いてプロセス化するかというプロジェクトのデザインは、プロジェクトのコンテキストそのものを定義しなくては決まらない。もちろん、それは人間中心のデザインに限らず、すべての計画、設計、デザインにおいて―。僕はそう考えます。 ゆえに、以下の考えには賛成です。 HCDプロセスの導入は、きっちり決まった手法では無く、案件ごとに流動的なものであります。クライアントの意識や会社風土、ユーザの意識やリテラシー能力など案件ごとに様々ですよね。 HCDプロセスは「こうでなくてはいけない。」という事は無く、もっとクライアントそれぞれのコンテキストに合わせた導入方法

  • ?eid=1120#comments

    最近私のブログでは珍しく「高等学校Webサイトリニューアル支援 2回目ミーティング」というエントリーでコメントが盛り上がっております。 このまま行くと炎上しそう(爆)なので、場を移してこちらで話します。 要旨はサイトは「クライアント」のためのものなのか「ユーザ」のためのものなのかということです。 先日の日人間工学会アゴーデザイン部会の「第1回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム」でも言及されていましたが(上記写真)、HCDプロセスにのめりこむとユーザしか見えなくなりますが、当然クライアント側のビジネス情報というものも考慮しないと創造的な開発はできません。 たとえばWebサイトであれば、ユーザは既存のものしか想像することは出来ませんが、クライアントは新しい技術や製品を市場に出そうと考えているかもしれません。 以前「横須賀市役所のWebサイトリニューアル」でユーザのエスノグラフィックインタ

  • 声と文字(あるいは本というメディアについて): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「手書きであることを突き詰めれば、原稿用紙は不要だろう」 と鈴木一誌さんは『ページと力―手わざ、そしてデジタル・デザイン』のなかでいう。 「原稿用紙は、活字組版のために、出版者と印刷所の文選工の字数の数えやすさと判読の助けとして開発された」とも続けています。 そして、また、 「手書きかワープロかとの問いは、原稿用紙を捨てられるかどうかの判断をも迫る」という。 原稿用紙という存在すら忘れていた僕らには、ハッとさせられる指摘です。 あるいは、今福龍太さんは、 「オーラリティの世界に反響する音声としての言葉は、一度文字記号のなかに落ち着いてしまうと、ミメティックな能力が失われる」 と『身体としての書物』で声にだされたことばのもつ模倣的(ミメティック)な性格を指摘すれば、 酒井健さ

  • 企て。: DESIGN IT! w/LOVE

    「企て」が人びとの「行動」を未来の目的につなぎとめることで、現在時における人の生から「行動」を意識を切り離してしまう。 『デザイン思考の仕事術』という、デザイン=企てに関するを書きながら、同時に、そこに文化だとか生だとかいうことをキーワードとして盛り込んでもいるがゆえに、その最後に僕が「デザインしすぎない」という断章を置かざるをえなかった理由がここにあります。 現在にありながら現在を生きていない僕は「デザインしすぎない」という断章で、こう書かざるをえませんでした。 しかし、デザインしすぎてもいけないのだと僕は思います。自分のまわりが固定された人工物ばかりだと、人間自身が変化するものだということを僕らは忘れてしまいがちです。自分自身まで固定してしまい、自分の固定観念の外に出られなくなる。そうなってしまうともはやデザインすることもできなくなります。 さらに続けて「どこかにデザインされていない

  • 活字直彫師・清水金之助 個展 - 雪景色

    6月28日(日)、大田文化の森の一室で活字直彫師・清水金之助さんの個展が行なわれると聞き、行ってきた。 活字直彫(活字地金彫、種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字(父型)を、鉛と錫の合金である活字材に左右逆字でじかに凸刻していく技術のことだ。昭和30年代に機械による母型彫刻が普及する以前は、種字は人の手によって彫られていた。マッチ棒ほどのごく小さな平面に、下書きもなしに、またたく間に逆字を彫り上げていく様子は、まさに「神業」。清水さんが文字を彫る様子をひと目でも見た人は、驚嘆の表情を浮かべる。わたし自身、清水さんの彫り姿を見るたびにいつも、「人間の手技のすごさ」ということを思い知らされる。 ▲ずらりと並ぶ「鶴亀」。 ▲かなはしなやかで勢いがあり、生きているかのよう。 昨日も清水さんは、13時の開場から閉場時間を過ぎた17時まで、休

    活字直彫師・清水金之助 個展 - 雪景色
    gitanez
    gitanez 2009/06/30
    楽しそう。