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2010年1月9日のブックマーク (4件)

  • お気に入りのブーツたち―もうひとつの民藝として: DESIGN IT! w/LOVE

    さて、ひさしぶりに書評以外のエントリーをw。 僕が手づくりの民藝の品―陶磁器や染織物や木工品など―を好きなのは、このブログを読んでくださっている方は、すでにご存知だと思いますが、今日はそれ以外で僕がおなじようにこれも民藝の品と考えてよいだろうと思っている、お気に入りのブーツを紹介。 写真は、左上から時計回りに、レッドウイングのペコスブーツ、ラッセルモカシンのゼファーブーツ、おなじくラッセルモカシンのスポーティングクレイチャッカ、そして、サンダースのブローグブーツとチャッカ。 このうち、ラッセルモカシンのゼファーとサンダースのブローグブーツは昨年2月のエントリー「どうせ持つなら長く使えるものを」で、ラッセルモカシンのスポーティングクレイチャッカは9月の「2009-09-21:浜離宮恩賜庭園」というエントリーで、すでにブログ内にも登場してます。 ラッセルモカシンのゼファーとサンダースのブローグ

  • 買わんでもどうにかなる。という考えの私が少しわかる - もかりのデリケートゾーン

  • 古代日本の月信仰と再生思想/三浦茂久: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さてさて怒涛の年明け書評エントリー5連発の最後を飾るのは、三浦茂久さんの『古代日の月信仰と再生思想』。 このはまさに最後を飾るのにうってつけなヤバい一冊。 なにしろこの国がある意味ずっと信じてきた日の国としての日の太陽信仰を根底からくつがえす、日は古代、月信仰であったという考えを明らかにしている一冊なんですから。 居宣長や契沖のような江戸期の国学者も、柳田國男や折口信夫のような民俗学者も、土橋寛のような国文学者も、誰も根幹からは疑うことがなかった太陽信仰の日というものを、月信仰の日に全面的に書き換える試みを展開しているのだからヤバい。もちろん、「ヤバい」というのは危ないという意味ではまったくなく、すばらしい!という賞賛の意味でヤバいんです。 アマテラスはかつて

  • 薔薇十字の覚醒―隠されたヨーロッパ精神史/フランセス・イエイツ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 薔薇十字友愛団。 フリーメーソン同様、誰もが一度くらいは耳にしたことがあるであろう秘密結社。 17世紀初頭のヨーロッパに突然あらわれたこの秘密結社は、通称『薔薇十字宣言』と呼ばれる出版物―具体的には、1614年の『友愛団の名声 あるいは 薔薇十字のもっとも気高き結社の友愛団の発見』と、1615年の『友愛団の告白 あるいは ヨーロッパの全学者に宛てて書かれた、薔薇十字のもっとも立派な結社の称えられるべき友愛団の告白』という、ともに長いタイトルをもった、ドイツで出版された2つの小冊子―によって、「魔術(マギア)とカバラと錬金術(アルケミア)」を原動力とした独自のユートピア思想に基づく新時代の幕開けを高らかに告げた。 書の著者フランセス・イエイツに関しては、昨年末に「記憶術/フ