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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (1,783)

  • 3月のスタイリングをカレンダーにまとめてみた: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日から4月になりましたね。春。衣替えです。 衣替えといえば、今年に入ってくらいからだったかと記憶していますが、その日、自分がしていた格好を写真に撮り、Facebookに投稿するというのが習慣になっています。 毎日実行しているとはいえませんが、その結果はこんな風に溜まっています。 今日のスタイル2010-11AW今日のスタイル 2011spring 暦的にいえば、衣替えは今日からなんでしょうけど、すでに3月に入って暖かい日は春めいた格好をする日もあったので、スプリングに分類されたアルバムもできてます。 三寒四温といいますが、実際、どのくらいの割当で、冬/春が入り混じってたのかなというのをなんとなく視覚的に確かめたいなと思い、以下のように撮りためた写真をカレンダー上に並べてみ

  • サービス・エンヴィー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 シェアビジネスの成功の鍵のひとつは、サービスをかっこよく素敵に魅せることでしょう。 シェアサービスを利用するユーザーは、必ずしも、そのほうが安いから、環境に優しいから、持っていても邪魔になるから、という理由でシェアしたいわけではないはずです。 シェアサービスになっても、ユーザーのトータルコストに関する感覚は大きく変化しないはずだし、モノを選ぶ際の趣味・嗜好が大きく変化するわけでもありません。 なぜ利用しようと思うのか?を考えるだから、ユーザーは相変わらず豊富なバリエーションから選びたいし、品質のよい素敵なものを利用したいと考えるし、利用するのにいちいち面倒な手続きを減るのはまっぴらです。 たとえ、安かろうと環境によかろうと、品質があまりよくなく、古臭く、バリエーションもあま

  • 「所有」から「利用」へ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 シェアのビジネスは、人びとのモノに対する態度を「所有」から「利用」へと変換します。 例えば、子供のおもちゃの「シェア」サービスであるBabyPlays.com。 このサイトで、使わなくなったおもちゃをもつ人と新たにおもちゃを欲しがっている人の間でおもちゃの所有権が移動するわけですが、これも「所有」よりも「利用」が重視されているからです。 買って買ってとねだられて買ったのに、すぐに飽きてしまう子供のおもちゃをゴミにしないために、賢くシェアする形にライフスタイルが変化します。 また、バッグやアクセサリーのレンタルサービスであるBagBorroworSteal.comでも同じです。 高くて買えないブランドもののバッグでも、レンタルなら手が届きます。しかも、気分に合わせていろんなブ

    gitanez
    gitanez 2011/03/20
    id:Moonlightdance そうか。同じに見えちゃうんですね。
  • ピア・ツー・ピアがデフォルトに: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日も毎週末恒例のファーマーズマーケットに行ってきました。もうなくなるなと懸念していたお米も無事ゲットでき、他にもスーパーでは品薄の材を手に入れることができ、よかったなと。 ファーマーズマーケットへはいつも原宿の駅を降りて国連大学の前の会場まで表参道を歩いて行っています。 休日の表参道は、普段に比べればまたまだ人は少ないけれど、ちゃんと街の活気はあるところにはあるんだなと感じました。 ファーマーズマーケットでも同じようにことを感じたのですが、震災の影響による経済不安が囁かれたりもしますが、それはニュースの中や、オフィスの会議室の中の幻想じゃないかとも思えてきます。 僕自身、ちょっと意外だったんですが、地震の影響受けてAmazonアフィリエイトも売れなくなるかな?と思って

  • シェアのインターフェイスデザイン: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日、ある説明会に出ていて感じました。 質問力って大事だな、と。 そして、その質問力が意外と身に付いていない人が少なくないことに思い当たりました。 普段はどちらかというと話す立場になることが多かったりします。セミナーの講師であれ、コンサルティング業務でのプレゼんであれ。そういう場において、質疑応答で質問がないのは致し方ないことかなと思ってたんですが、違いますね。 ひさしぶりに逆の立場になって気がついたんですが、他人の話に質問できるかどうかってクリエイティブ性が問われているんです。 質問をクリエイトする相手の話を理解しようとして、そのまま相手の文脈で聞いてると、実は疑問って湧いてこないものです。 何故かというと、うまい話者ほど相手に自分の話の筋道が理解でき、かつ意味内容がわか

  • コラボ消費について、ちゃんと考えよう: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なんとか今日の大規模停電は回避されましたね。まあ、よかったなと思います。 とはいえ、これだけ電気の状態に振り回され、スーパーに行けばほとんどまともな材がないような状況が続くと、「消費」ということについて見直さないといけない時期だよなと感じます。 いや、個人レベルの話ではなく、もっと大きな単位で。 この時期、停電があると寒くて仕方がないという状況になるわけですが、そもそも電気やガスがなくても暖まれる方法も考えたほうがいいはずですし、別にこんなことがなくても節電できるライフスタイルにシフトしたほうがいいでしょう。これから原子力発電以外の発電の方法も技術的に可能にはなるんでしょうけど、使わなくて済ませられるものは、使わないという方向をそろそろ気で考えてみてもいいだろうと思いま

  • 堕落論/坂口安吾: DESIGN IT! w/LOVE

    昭和21(1946)年4月、坂口安吾は『堕落論』を書きました。 半年のうちに世相は変った。醜の御楯といでたつ我は。大君のへにこそ死なめかへりみはせじ。若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる。 昭和天皇が玉音放送をもってポツダム宣言受諾を表明し、日が降伏したのがその前年の8月15日です。 この戦争直後の社会で話題となりました。 先の引用したとおり、「半年のうちに世相は変った」ではじまる、この短いエッセイは、一夜にして価値観を変更させられた日人の心を打ったのでしょう。 僕は昨夜、この安吾の『堕落論』をふと思い出しました。 この短いエッセイの後半に書かれた、 戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。 ということばを。 もちろん、僕がそれを思い出したのは、いまの僕らもまた「一夜にして価値観を変更させられた日人」に他ならない

    gitanez
    gitanez 2011/03/15
  • 心の足場を作る: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 震災以降、TwitterやFacebookページへの投稿が増えています。 刻々と変化する環境の変化に、僕自身のことばのトーンも日に日に変化しているのが自分でもはっきりわかります。 土曜日にはさすがに自分のことばが素直に出せず、大きく戸惑っていたことがわかります。それに気づいて、外の空気に触れ、感じたままを書こうと思ったのが日曜日。ただ、それはまだ僕自身のなかに宙に浮いたような違和感を残したままでした。 そして、週も明け、仕事に向かった昨日。まずは朝から自分の動揺と不安を残した心と、世の中の見た目には普段とさほど変わらない光景のギャップにショックを受けました。 交通機関の運行状況の乱れが原因で駅は異様なほど大混雑はしていましたが、スーツにヒールにと普段と変わらないビジネス仕様

    gitanez
    gitanez 2011/03/15
  • 心の平穏さ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先ほど、近くのスーパーに料を買いに行ってきましたが、一見、普段どおりに思える人びとも、心理的には相当動揺しているような雰囲気を感じました。 料品売り場では、パンやカップラーメンなど、すぐにべられる品がほとんど残っておらず、そんなあたりにも普段とは明らかに異なる人びとの心のざわつきを感じました。 震災で被害を受けた方やそのご家族の方の気持ちは計り知れないものがありますが、そうでない無事だった人びとの心にも大きな動揺・興奮があるのが心配です。 無事であった僕らにいま一番必要なことは一刻もはやく心の平穏さを取り戻すことだと思います。 そのためにも、大事な人の安否が気になる方を除いて、必要以上にテレビなどの災害情報に触れないようにすることも必要かと思います。不安なので情報が

    gitanez
    gitanez 2011/03/12
  • いろんな職場の上司、リーダーへ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先ほど買い物に行ったとき、道路の脇に「ワレモノ」と書いた背の高いカンバン付きの柱のようなものを、何もコンクリートで固めて建てる工事をしているのを見かけました。 それは今日やるべき仕事なのでしょうか? さっきFacebook上でも、ビルが停電したから作業ができないとの古巣の会社からの情報発信を見かけました。 それも当に今日やらなくてはいけない仕事なのでしょうか? 各地で決して小さくない余震がつづき、公共交通の運行状況も乱れたまま、東京電力が節電を呼びかけている状況で、今日明日やるべき仕事とは何なのか? 各企業が年度末の書き入れ時であるのは理解しても、この状況下で何が当にいまやるべき仕事なのかを、上司やリーダーがしっかり自分の部下に伝えて、それ以外の仕事はストップするべき

    gitanez
    gitanez 2011/03/12
    id:zu2さん、この状況下で昨日の情報に話の一部に揚げ足を取るようなチマチマした反論することに意味あるの?
  • Memolaneを使ってみました。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Memolaneは、Facebook、Twitter、Foursquare、Instagramなどに投稿した自分のコンテンツを1つのタイムライン上に配置してまとめてくれるサービス。 これまでは招待制のβ版でサービス提供していたそうですが、昨日、一般公開されました。 さっそく登録して使ってみましたが、なかなかよい感じで、特にUIは見やすく、操作もしやすくてよい感じです。 使ってみてよいなと思ったのは、過去の自分の投稿したコンテンツを参照しやすい点です。 Facebookに登録したイベントなどの予定は、未来のコンテンツとして表示してくれます。 時間軸の移動も、UIの下部にあるスライド式のインターフェイスで操作することで好きな時期のコンテンツを表示できるので、Twitterなどの

  • 形の冒険 生命の形態と意識の進化を探る/ランスロット・L・ホワイト: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 形を思考すること。形を思考の対象にして、その形成がどのようになされるかに思考を集中させること。 このの著者ランスロット・L・ホワイトが指摘しているのは、そのことです。 この場合の「形」とは、何も目に見える形ばかりを指しているのではありません。 目に見えにくいものも実は形を持っています。僕らはそれをつい日常見逃してしまいがちです。 でも、最近はソーシャルメディアの普及によって、「つながり」や「関係性」のような概念も普通の人が普通に捉えられるようになってきています。この概念というのも形です。 僕は「透明な形をデザインする」という表現をよく使いますが、人の動きを促すような作法やルールのような形もあります。 言葉は形ですし、思考や概念もまた形です。感情も、知識も、それぞれの形を持

    gitanez
    gitanez 2011/03/09
  • 3月、4月の講演予定: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ひさしぶりに講演予定を告知させていただきます。 今後は下記の2つのセミナー・イベントでお話しさせていただく予定です。 ソーシャルメディア時代の企業Web戦略まずは会社でのセミナー。第10回マーケティングセミナーは、『ソーシャルメディア時代の企業Web戦略 ~facebook、twitter格的活用時代到来にあたり、企業に求められるWeb戦略とは~』をテーマに、ソーシャルメディア時代のWeb戦略についてお話させていただきます。 2011年3月24日(木)18:30~、参加費は無料です。 (P.S. 3月24日は参加者多数のため応募を締め切らせていただきました。ご好評につき、4月12日(水)に追加開催を決定しましたが、こちらも残席わずかです。ご参加を検討されている方はお早め

    gitanez
    gitanez 2011/03/07
  • 「マーシャル・マクルーハン『メディア論』からの引用集」と「Whats design thinking1」: DESIGN IT! w/LOVE

    興味のある方はあわせてご覧いただければと思います。 どんどんシェアしてマクルーハンを広めてくださいw というわけで、最近はFacebookにはまっているわけですが、同時にマクルーハンにもはまっていというわけです。 もう1つはまってるのは「デザイン思考という思考の方法」でも書いたように、「デザイン思考とは何か?」をもう一度ちゃんと考え直してみるということでしょうか? これもマクルーハン的な視点から見直しているわけですが、こちらはある講演で使ったスライドをアップしておきました。

    gitanez
    gitanez 2011/03/05
  • デザイン思考という思考の方法: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、「デザイン思考」というものを、「デザイン」ということより「思考」ということの方に着目して、果たして、それはどんな特徴をもつ思考なのか?という風に考え直していたりします。 ついつい「デザイン」の方に目は向きがちなんですが、「デザイン思考」って何より「思考」だと思うんです。「デザイン思考」と名指されるからには、なにかしらの傾向をもった思考なんだと思って、その傾向は何かをあらためて抽出したいなと思っています。 ところで、前々回あたりに書いた「記憶とサイン(あるいは、デザインされた内面のなかで生きるということ)」というエントリーで、マクルーハンのいう印刷がもたらした「記憶力の低下」という題材を扱ったのですが、どうも読んでくださった方の中には、明らかな読み間違いをしている方がい

  • このブログのFacebookページを作ってみました。: DESIGN IT! w/LOVE

    今更ながら、Facebookページについて調べるために、このブログのFacebookページを作ってみました。 http://www.facebook.com/pages/Design-it-wlove/156768867710412 P.S. ユーザーネームの取得が可能になったので、URLは以下に変更になりました。 http://www.facebook.com/design.it.w.love ついでに「いいね!」ボタンなども追加しました。 (ちゃんと設置できてるか一抹の不安あり)

  • 科学的思考/オカルト的思考: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 思考の仕方には、科学的な方法(分析的で反省的な思考)とオカルト的な方法(盲信的で慣習的な思考)の2つがあるように思います。 ただ、ややこしいのは、思考の対象=内容にも科学的なものとオカルト的なものがあるということです。 それゆえ、「思考の仕方=方法」と、「思考の対象=内容」の組み合わせで以下の4つができます。 1.科学的な対象を科学的な方法で語る 2.オカルト的な対象をオカルト的な方法で語る3.科学的な対象をオカルト的な方法で語る4.オカルト的な対象を科学的な方法で語る このなかで厄介だなと思うのは、3.のパターンです。 他のパターンはいずれも語り手が自分がどんな方法で何を語っているかが自覚できているケースが多いと思うのですが、3.のケースだけはどうもそういう自覚が欠けがち

  • 記憶とサイン(あるいは、デザインされた内面のなかで生きるということ): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日は、新宿ピカデリーのサイン計画などを手がけたことで知られる早川克美さんの「情報コミュニケーション環境のデザイン」(Ustreamログ)というトークイベントに参加させていただきました。 自分でセミナーでお話させていただく機会はたびたびあるものの、他の方の講演を聞くことがほとんどない僕にしては、こうしたイベントに出向くこと自体、とてもめずらしいことなのですが、参加した価値があった!と思わせてくれる楽しい時間をすごさせていただきました。 早川さんとは昨年からTwitterで何度かやりとりをさせていただいていたり、今年のはじめにお会いしてお話をさせていただいたりする中で、とても共感する部分が多いので、今回はぜひ話を聞いてみたいと思って参加させてもらったのですが、あらためて早川さ

  • 声だから空: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、「断捨離」 なんて言葉があります。もともとはヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」をもとに生まれた言葉だそうですが、いまは入ってくるいらないモノを「断」ち、家にある無駄なガラクタを「捨」て、モノへの執着から「離」れて、ゆとりのある生活を手に入れるといったライフスタイルを指す言葉として使われています。 もともと江戸期あたりまでの日の暮らしが家のなかに家具などのモノを置かない生活であったことは、以前に「茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン/内田繁」や「普通のデザイン―日常に宿る美のかたち/内田繁」などの内田繁さんの著書を紹介するなかで話題にしてきました。 「断捨離」というライフスタイルは、明示以降に格的に西洋的近代社会生活を取り入れるようになり、襖や暖簾などの仮設的な仕

  • 読書体験のイノベーションの先に…: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 すでにこのブログにおいては、何度も紹介しているように、中世までは書物というものは音読されたといいます。 印刷革命を経た現在、視覚偏重によって黙読が当たり前になっていますが、来るべき電子書籍の時代、読む行為そのものを書籍のうえで視覚化することで、読む声を聞きながら読んだ中世人と同じように、読んでいるという体験のフィードバックを得ながら読むことを可能にできるのではないかと思ったりします。 に書かれた文字ではなく、読んでいる自分の体験そのものを可視化するということ。それは紙のではできないけど、電子書籍ならその体験を可視化できる可能性があります。もちろん、それはどういう体験を可視化するのかを考えた上でそれを実現するインターフェイスをどう作るかによりますが、そこを電子書籍の売りに