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LOVEとbookに関するgitanezのブックマーク (4)

  • 江戸の恋―「粋」と「艶気」に生きる/田中優子: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、この3連休、たまっていた書評を書いてしまおうと、 カムイ伝講義/田中優子初期万葉論/白川静外は、良寛。/松岡正剛ポストメディア論―結合知に向けて/デリック・ドゥ・ケルコフ と続けてきましたが、5冊目はこの『江戸の恋―「粋」と「艶気」に生きる』。1冊目とおなじく田中優子さんのです。 こので田中優子さんのを紹介するのは6冊目となります(たぶん、当ブログで紹介している著者のなかでは、松岡正剛さんのに次いで多いのではないかと思います)。 というわけで、これまで田中優子さんのは6冊読んだわけですが、僕はこのが一番好きです。 世の中には、自分の知らなかった生き方や、考えてもいなかったような人がいる(いた)のだなあ-私は江戸時代を知れば知るほど、その時生きていたさまざ

  • ヴィジュアル・アナロジー―つなぐ技術としての人間意識/バーバラ・M・スタフォード: DESIGN IT! w/LOVE

    バーバラ・M・スタフォードは『ヴィジュアル・アナロジー―つなぐ技術としての人間意識』のなかで、こんなことを書いてます(amazonに書影がないのに写真を載せておきました)。 自ら持たぬものと結合したいという人間の欲望がうむアナロジー(analogy)は、とめどない揺動を特徴とする情熱的なプロセスでもある。身体にしろ、感情にしろ、精神的なものであれ、知的なものであれ、何かが欠けているという知覚があって、その空隙を埋める近似の類比物への探索が始められる。 当にこれ、そうですね。欠けているという知覚があって、そこに愛を見出すということがある。「つながりたい」「つなぎたい」というこの欲望。なんで人間はこんな気持ちをもつんでしょう。 この愛というリンクについて、僕はもっと知りたいと思う。 バラバラのものとをつなげるアナロジー姉妹編ともいえる前作『グッド・ルッキング―イメージング新世紀へ』の最後で、

  • スキ!好き!数寄!: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 唐突ではありますが、DESIGN IT! w/LOVE の LOVE は、"愛"というよりも"好き"なんだろうなと自分では思います。 このブログで書いていることには愛情を注いでいるというよりも、僕自身のこだわりや捨てきれぬ思いを綴っている気がするからです。 そして、僕がここで自分の好き=LOVEにこだわるのは、「好き」こそが良い仕事に通じるところがあると思っているからでもあります。 スクリーニングとしての数寄自分が何を好むのか、何に対して捨てきれぬこだわりを持っているのかを知ることは結構大事なことです。それを明確に示せるようになれば、それが仕事になるのではないだろうかと思うのです。「捨ててなお捨てきれぬもの」だけを残したとき、そして、それを外に向かって示しえたとき、それが1

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:7.構造と要素間の関係性:量と頻度、外部参照性と反発性: DESIGN IT! w/LOVE

    アーキテクチャとは、目的・用途に応じた構造体です。それは適切な機能を担うモジュール群とその関係性によって構成され、適切な自由度をもって、それを利用する人(直接的には、人には限らないかもしれません)が目的・用途を果たすことを可能になるよう設計された構造体だと定義することができるのではないかと思います。 私は、これまでの議論の中で、「プラトン的世界」を、主に数学的真理という文脈の中で用いてきた。だが、他にも議論に含められるべき概念がある。プラトンは、「真実」だけでなく、「善」や「美」も絶対的なプラトン的概念であるとした。実際に、私たちの意識がプラトン的世界との接触を実現しており、そしてこのプロセスが計算不可能なものとしてしか実現できないものであるとしたら、私にはそれは非常に重要なものであるように思われる。 ペンローズは『皇帝の新しい心』の中で「マンデルブロ集合は、人間の知性が造り出した発明では

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