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historyとlifeに関するgitanezのブックマーク (4)

  • モダンデザインの歴史をざっと概観する3: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「モダンデザインの歴史をざっと概観する」<1・2・3> 18世紀の混乱からスタートして20世紀の初頭に結実したデザインを生んだといえる近代のしくみがいまや綻びてきているのが現在です。 その綻びが指摘されはじめたのは早くも1960年代の終わりごろです。商業化に偏りすぎたデザインに対する批判だけでなく、モダンデザインが目指したユニバーサルデザインの標準化や規格化は、必ずその枠組みに収まらないマージナルなものを生み出してしまいました。 建築家のミース・ファン・デル・ローエが考案したユニット化された均質的な空間が積層し増殖する「ユニバーサル・スペース(普遍的空間)」という空間デザイン手法による鉄とガラスの建築は暑いアフリカやアジアの地域では明らかに適さないものでした。 小学校などで

  • モダンデザインの歴史をざっと概観する1: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「モダンデザインの歴史をざっと概観する」<1・2・3> 膨大な視覚表現資料をもとにこの18世紀を中心としたアーリーモダン研究を広範かつ精緻に行い、イメージング・サイエンスという新しい研究分野を牽引しているバーバラ・スタフォードという人がいます。彼女はこの時代の視覚中心の文化に、現代の分析的思考によって様々な分野がバラバラの状態で孤立した閉塞感を突き破る力を見てとります。 スタフォードが書いたに『ヴィジュアル・アナロジー』という一冊がありますが、タイトルが想起させる通り、視覚表現がもたらすアナロジーの力に着目したです。そのの中でスタフォードはこう書いている。 アナロジー化の良いところは、遠くの人々、他の時代、あるいは、現代のさまざまなコンテクストさえ、我々の世界の一部に

  • 日本語に探る古代信仰―フェティシズムから神道まで/土橋寛: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 養老孟司さんが、佐治晴夫さんとの対談集『「わかる」ことは「かわる」こと』で、「思想が行動に影響するという考え方がまったくない」ということをおっしゃっていたのは「「わかる」ことは「かわる」こと/養老孟司、佐治晴夫」というエントリーのなかで、すでに紹介しました。 僕らはふだん自分の意志で自由に行動し、自由に考えているつもりかもしれませんが、所詮その自由も自分の信じる思想の範囲での自由でしかないことを忘れがちだし、そもそも、そのことに気づいていない人さえいるでしょう。 その意味では、「信仰」とは行動や感情を決めるシステムであるということを、もう一度見つめなおしたほうがよいのでしょうし、自分では見えにくい自分たちの信仰というものを別の信仰と比較することで浮かび上がらせることが重要か

  • フラジャイル 弱さからの出発/松岡正剛: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕らは普段やたらとほとんど根拠もないままに、何かが役に立つとか立たないとか、勝ち組だとか負け組だとか、あれは間違ってるとか悪いとか、自分はダメだとか弱い人間だとか、そんなことばかりを気にして生きています。そして、いつでも役に立つほう、正しいほう、強いほう、勝ち残ったほうをほとんど無条件によいものだと信じています。知識を得るのにも、仕事をするのにも、量より質だとか信じているのか、ほとんど独断的ともいえる"選択と集中"とやらでみずからが関わる領域を狭めています。 一方、生物進化論の分野でも、自然淘汰を核とするダーウィニズムが幅を利かせ、変化する環境に適応した種が生き残りつづけることで進化が進んできたことを示唆しています。環境において強さをもつものが生き残ってきたとでもいうように

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