山岡洋一をキーワードにして検索をかけると、訳書が山のようにヒットする。陳腐な表現だが、名実ともに現代の日本を代表する翻訳家のひとりである。 神奈川県川崎市の住宅街にあるマンションの一室が山岡さんの個人オフィス。自_宅からこのオフィスまで毎日通勤しているという。一日のお仕事が終わるころあいを見計らって、日外の社員A氏と筆者は山岡さんを訪ね、お話を伺った。 難物として知られる有名翻訳家の取材ということで、当日の朝から緊張していた筆者だが、実際にそれが始まると、自衛隊機の機関砲弾を全身にぶちこまれるような強烈な体験となった。読者のみなさんも覚悟して読み進んで欲しい。 SOHOという言葉に酔うなんて (SO_HOという言葉が流行しているようです。自_宅を仕事場にして高収入、趣味もあって仕事以外の生活が充実していて、という理想像を求める最近の若い世代について…) ほんとーに、馬鹿だね。 SO_HOと