2018年11月18日のブックマーク (3件)

  • 魂の色 - 青色の衣

    あなたは確かにわたしを知っていた どことも知れぬ軌道の彼方に わたしの涙を確かに見ていた わたしは今証しを指し示す わたしは確かにあなたを感じてた 永遠をゆく旅路のどこかに けれど転轍が忘却を助けた あなたが今記憶を呼び醒ます 大陸などたかが大きな島だと 今となって知らされたわたしには ふたりを隔てるものの見果てなさに ただただ心をふるわせています どこにいるのですか なにをしていますか まだ歩いていますか わたしを覚えていますか わたしを去ったあらゆる旅人の名を忘れても わたしはあなたを忘れない わたしをふるわせたその魂の色で わたしはあなたを記憶している

    魂の色 - 青色の衣
    gitonszimmer
    gitonszimmer 2018/11/18
    「大陸とタダの島は地殻の構成岩石が違う」とか言ってしまいそうになるので、コメントやめときますw
  • 命の正体 - 水色的少年

    崩れ去るまともさに 弔いの花を添えよう なにひとつ知ることのなかった 一生の記憶を捨てよう 正常をまとわない炎は時を超え 命を超えて燃え盛り続ける かけがえのない不動明王の姿を ぼくは自らの根源に感じる あらゆる水は意味を持たない すべての風は炎を助け ぼくは命に燃やされて消える 何度生まれ変わったとしても 記憶がどんなに引き裂かれても ぼくは炎を覚えている 明日がどんなに見果てぬ国でも ぼくは炎を手がかりとする 命だと誰もが信じてやまないものは ぼくにとっての命ではない 永劫に過去も未来も焼き尽くす IMAの火炎こそ命の核そのもの

    命の正体 - 水色的少年
    gitonszimmer
    gitonszimmer 2018/11/18
    「いま」はじつは誰にも見えない、あてにならない予感だけがある。
  • イルクーツクの水の逆行 - 水色的少年

    よく見ると水は わたしが思っていたのと 違う方向へ 流れていました わたしは水の流れに逆らって 歩いていたはずだったのに ふと気がつけばわたしは 水と同じ方へ流れていました 逆行と思えば順行していたわたしは 何に逆らっていたのだろう 何に歯向かっていたのだろう 何を痛んでいたのだろう 癒されることなど この魂は知らないと ひとりきり強がって 痛む心を抱いて歩いた 真っ白な霧の中を 凍りつく雨の中を 癒されぬ時の中を わたしは完全に誤って あなたへと子守唄を歌ってあげられるのは わたしだけだったから わたしは必死に歌っていた わたし自身に向かって 癒されない構造は虚構だった 真実はいつだってわたしとともに流れていた イルクーツクよ バイカルの水よ わたしに教えておくれ 罪など背負わない水はないと

    イルクーツクの水の逆行 - 水色的少年
    gitonszimmer
    gitonszimmer 2018/11/18
    冬には バイカルも氷結する。アンガラ川も。水は流れつづける、氷が皺くちゃになるほどのいきおいで。 下流のダムが堰き止めてるせいだと思うけど、アンガラ川が上流に流れることは、じっさいあるんだと思う