東華大学の研究チームが、電源不要で光る繊維を発明した。発光するには人体が触れていることが必要で、光ではなく信号を発生させることで、人体の姿勢を信号化することができ、さまざまなジェスチャー制御に応用できると中国科学報が報じた。 電源不要で発光する繊維 発光する繊維というのはこれまでもあった。光ファイバーの側面に細かい傷を入れたり、捻ったりすると、中を通っている光が外に漏れ出し側面発光するようになる。これを利用したイルミネーションなどはすでにさまざまなところで目にするようになっている。 しかし、難点は電源が必要になるということだ。大規模なイルミネーションなどでは電源を設置することは可能だが、例えばこの発光繊維をカーテンや衣類に応用しようとなると、電源の問題が生じてくる。特に人が着る衣類への応用では、電源の存在が着心地にどうしても影響してくることになる。 上海市の東華大学は、米国の科学雑誌「サイ
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