東京都八王子市は、市立小中学校を太陽光発電装置の設置場所として民間事業者に無料で貸す代わり、電気の一部を学校に供給してもらい、災害時の電源にも活用するモデル事業を始めると発表した。 市は今後、業者を募り、来年3月にも発電を開始するとしている。 モデル事業の対象となるのは20校で、業者に屋根や屋上、計約1万平方メートルを貸し出す。設置される発電装置は出力が計1メガ・ワットの「メガソーラー」となる見込み。 20校で年間で計約190万円の電気料金削減が可能になるほか、一般家庭約210世帯分の排出量に相当する二酸化炭素(CO2)も削減できるという。 市環境政策課によると、設置の条件として、発電量の10%以上を各校で使用できるようにし、業者が設置や管理の費用を負担する。業者は残り90%の電気を電力会社に販売できる。学校での使用分は、災害時の電源にもなる。 市は、太陽光などで発電した再生可能
雑草をモリモリ食べるヤギ。その食欲をエコロジーに生かそうとする取り組みが各地で広がっている。 北九州市八幡西区のミクニ建設(世良勝彦社長)は今春から、除草用にヤギを貸し出す事業を始める。 「ヤギで草刈りしたら面白いんじゃないか」。世良社長(38)は2006年、仕事仲間との雑談の中でヒントを得た。ヤギは傾斜地を好む習性があり、様々な草を旺盛に食べる。専門書を読んだりインターネットで調べたりして、ビジネスの可能性を研究した。 昨年5月、長野県の牧場からヤギ5頭を購入。福岡県中間市の野球場のネット裏にワイヤでつないでみた。すると、5頭は1週間で500平方メートルの雑草を食べ尽くした。「これはいける」。世良社長は確信した。もちろん、草刈り機に比べれば除草の速度は遅い。しかし、刈り取った草の処分の必要はなく、ふんも肥料になる。 同社は4月以降、北九州市や中間市の学校を中心に1頭を月1万5000円で貸
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