25日午後2時50分ごろ、熊本県八代市坂本町の九州自動車道下り線の馬廻(まめぐり)トンネルで、修学旅行帰りの小学生を乗せた大型バス4台と乗用車1台が絡む追突事故が起きた。消防によると、小学生15人と運転手ら大人3人が顔や腹などを打ち病院に運ばれた。男子児童1人が重傷という。 県警高速隊などによると、バスに乗っていたのは、鹿児島市立田上(たがみ)小学校と鹿児島県薩摩川内市立永利(ながとし)小学校の6年生と、教職員ら計154人。1泊2日で熊本城や遊園地「グリーンランド」など熊本県内を回った帰りだった。 児童のバスの車列は計5台。先頭のバスが、トンネル内でパンクして車線上に止まっている車に気づいて停車。直後のバスは車線変更して逃れ、後続も2台が急停車したが、最後尾のバスが止まりきれずに追突し、玉突きで衝突したと高速隊はみている。 田上小の中山拓郎教頭によると、6年生の男子11人、女子3人が鼻血が