千葉県教委は27日、県立特別支援学校の50歳代の女性教諭と公立中学校の40歳代の男性教諭が、教員免許が失効した状態で授業を行っていたと発表した。 ともに誤って更新手続きをしていなかったためで、2人は失効した日にさかのぼって失職した。県教委は「授業は有効と認める」としている。 県教委教職員課によると、女性教諭は2016年3月末に免許が失効したが、その後も授業を行っていた。小学校の教員免許を追加取得したことで、期限が延びたと勘違いしていたという。 男性教諭は免許が14年3月末に失効したが、英語の授業を担当し続けていた。更新講習を受けたことで、免許が更新されたと思い込んでいたという。県教委が今月10日、免許の確認作業を行っていた際に判明した。