「名簿まで区別されるなんて…。ショックでした」。障害のある子が福岡市立小に通うヒロミさん(40代)=仮名=から「あなたの特命取材班」に投稿があった。特別支援学級の児童が通常学級で授業を受ける際、名簿は五十音順ではなく、通常学級の児童の後に続く「分離型」になっているという。取材すると、子どもたちの心に影響を与えている現状が浮かんできた。 【別カット写真】福岡市立小の特別支援学級の名称 ヒロミさんの子どもは通常学級に在籍している。特別支援学級を選ばなかったのは、一人一人が尊重される共生社会につながるとは思えなかったから。いろんな子がいる教室で過ごして、たくさんの刺激を受け、級友に障害を特別視しない目が育つことを期待した。 「ニーズに即した教育ができる」。校長は特別支援学級への転籍を何度も勧め、体育や図工は通常学級で受けられるとの説明を繰り返した。こうしたやりとりをする中で昨年、この小学校が使う
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