この絵を見て、筆ペンで描いていると思う人は、まずいないと思う。 【画像はクリックすると拡大表示できます】 作品を前にしてそう説明されたが、私も信じられなかった。というのも、絵の中には1mmにも満たない繊細な線が異常なほどに描きこまれているし、その一本一本の筆跡にはインクの濃淡が見事に表現されている。筆ペンでは、さすがにこうした細かな表現はできない。 常識的に考えれば。 しかし、この細密画はまぎれもなく「ぺんてる筆」で描かれたものだった。さらに驚かされたのは、「ぺんてる筆」の極細だけしか使われていないこと。大まかな構成を決める下描きだけは鉛筆を使っているが、それ以外の画材は一切使わず、ただただ「ぺんてる筆」極細だけで描かれている。 その作者MIZOさんは、現在ネパールを拠点に創作活動を行っている。今回、個展開催のため来日されているタイミングでお話しをお伺いすることができた。 この「ぺんてる筆

