バニラ・エアが車いすユーザーの搭乗をサポートせず、自力でタラップを上がらせた問題。これが報道されて以後、様々な意見が出されてきた。一般論で言えば、差別解消法に定める合理的配慮の提供が公共交通機関では定められていて、今回のバニラ・エアはそれが適切に出来ていなかった。落ち度は航空会社にあった、ということである。国交省もその線での指導をする。 だが、今回この件について、ツイッタ上などで、少なからぬ一般人が、被害者でもある車イスユーザーに同情するどころか、彼に攻撃的な言説を述べている。僕もこの問題についてツイートしたところ、リプとして「規則に従わないのは、わがままだ」「悪意あるクレームだ」「現場職員のことも考えよ」「お客様は神様ではない」「障害者のコストは・・・」「 障害を持つ者は従業員に何を要求しても許されるのか?」といった意見が寄せられた。 基本的にはこれは個々人の感情の問題ではなく、法律違反