米Qualcommは米国時間2010年6月12日、インド政府が実施した広帯域無線アクセス(BWA)向け2.3GHz周波数帯のオークションで落札したと発表した。デリー、ムンバイ、ハリヤナ、ケララの4地域で1スロット(20MHz)を獲得した。落札価格は491億2540万ルピー。 Qualcommは、同帯域での次世代通信方式LTE(long term evolution)の導入促進に取り組む。「LTEはインドにおけるモバイルブロードバンドの需要に最適であり、第3世代(3G)技術HSPAやEV-DOからの移行もシームレスに行える。消費者に快適なモバイル体験をもたらし、インド国内および国外とのローミングを可能にする」と同社は説明している。 Qualcommは、3GおよびLTE対応のマルチモードチップセットを提供する。パートナー企業とともに、LTE技術のデモを実施し、LTEインフラおよびデバイス開発を
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