ここ数週間、米国では「アップルが、いよいよiTunesをクラウドにのせる」との噂が飛び交っている。米国では、今年3月にアマゾンの"Cloud Drive"がサービスを開始し、それを追ってグーグルが5月の開発者会議で"music beta by Google"を予告した。最大手アップルも6月始めに開かれる開発者会議でクラウドへの参入を発表するだろうと、消費者の期待感が高まっている。 前評判を高める意図的リークか? アップルのクラウド騒ぎは、IT系ウェブ誌CNetの5月18日付観測記事が発端だった。同記事は消息筋情報として、アップルがミュージック・クラウドに関して「イーエムアイ(EMI Music)社と著作権契約が締結したこと」や「ユニバーサル(Universal Music Group)やソニー(Sony Music Entertainment)などとの交渉も締結間近」と報道した。 アップル
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