民宿の上に200トンの船 日ごとに傾く 岩手・大槌2011年4月7日19時53分 印刷 Check 民宿の上に乗り上げた観光船「はまゆり」=岩手県大槌町赤浜2丁目、菊地写す 岩手県釜石市の観光船「はまゆり」が、「ひょっこりひょうたん島」のモデルの一つ、蓬莱島に近い大槌町赤浜2丁目の鉄骨2階建て民宿の上に、バランスを取って載っている。近くで作業をしている自衛隊員の話では、日ごとに船首側に傾きつつあるといい、この状態がいつまで保てるかは分からない。 釜石市観光交流課によると、大震災の前日の10日、大槌町の造船所に定期検査に出したところだった。大津波で造船所から400メートルほど移動し、民宿の上に載ったとみられる。重量は約200トンあり、修理をするにはクレーンなどでバランスを取りながらおろす必要があるが、それができる造船所が近隣になくなっているという。(菊地敏雄) アサヒ・コムトップへ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く